アズノール

6/13に声がかすれ始め、6/14に生まれて初めて声が出なくなった。どんだけ搾り出そうとしても呼気が気管を通る音しか出せない。突然声が出なくなると人はめちゃくちゃ焦る。すぐに病院に行った。

かかりつけの内科では話が異常に遅い先生に診てもらった。テンポが遅いというより、休符がめちゃくちゃ多い感じ。合奏曲のシンバルの譜面か。相槌が打てないので会話がうまいこといかず非常に狼狽した。熱も痰もないので流感ではない、正直わかんないから鎮痛剤とかは出すけど詳しくは耳鼻科行けといったようなことを言われた。

薬を3種類も一度に処方されたのは初めてだ。それに加え更にトローチをもらった。と言ってもあめちゃんみたいにレロレロ舐めていいものではなく上唇と歯茎の間に挟んでおくもので(実際苦くてとても舌の上に置けたものではない)しかも有効成分が青いため気がつくと歯が青紫になっている。こんな生活嫌だ。

 

職場では「ダンシングオールナイトって言って」「森進一のモノマネやって」「変声期なんじゃない?」「酒焼け」などやや年代のずれたものから普通にイジってきてるものなど様々な批評があった。批評でもないか。内線に出ると「誰だよお前」と言われた。切るぞ。

 

うちの営業は比較的きっちりしていて数日前の仕入れの数が実は間違ってたなんてことはほぼほぼないのだが一昨日と今日で2件あった。文句こそ言わないがやや面倒くさい。

請求書作成やら入金入力やら、任せられてることは細かいことが多い。

 

数日前『もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたら』という本をぱらっと立ち読みした。わたしの文章の書き方のルーツはさくらももこのエッセイだということがわかりとても腑に落ちた。