床オナニー

カプセルホテルで迎える、爽やかな朝。アラームが鳴ると同時に照明が点滅したのが必死で面白かった。ホテル内ではずっと作務衣を着ており、そのポケットにカードキーを入れていたのだが他でもない病気のわたしはそれを入れたまま作務衣を返却ボックスにブチ込んでしまった。使用済みの作務衣をあさる姿は大変怪しかっただろうに通報されなくて良かった。いや、寧ろ通報してくれた方が一緒に探してもらえたかもしれない。ある程度諦めているのでその辺に関してのプライドが全然無い。しかしなんとか自力で見つける。どんなもんだ。

 

f:id:hozonno_hozonna:20180512000547j:image

無性にうどんが食べたくなり、おにやんまで朝から鱈腹立ち食いをした。関東出汁に興味もあったのだがいかんせん暑過ぎた。

 

腹をさすりながら東京駅へ。会社の人たちにお土産を買うためだ。金はかかるものの、こういうのを見て選ぶのは少し楽しい。クッジマンモナシというけったいな名前のバタークッキーを買った。

荷物を増やして秋葉原へ。かむげんの爆弾おにぎりにも興味があったのだが、時間と胃袋の加減を考えて今回は断念。まだうどんの余韻も残る中、フレンチトーストを食べた。最高に美味しかった。抜群。ローストナッティナッツ、何度でもまた出会いたい。ロキソニンのお世話にならなければいけないのが少々残念ではあったが。

 

高円寺に来た。下調べによると良さそうなカレーライスのお店がたくさんあるとのことだったが今回は泣く泣く断念。普通に時間が無いためだ。受付の羊狩りさんに勝手にカメラを向けるなどといったアンモラルさが出る。

EOT、永久保存には“思考する女傑”という勿体無いほどイカしたキャッチフレーズが付けられていてその場で照れ笑いをした。“カレーライスの女”くらいかと思ってたのでびっくりした。

この二つ名に恥じぬよう大喜利をしなければと張り切って挑んだ。後半予選2位。泣きそうになった。ただ単に2位だったらここまでの感情は抱かなかっただろう。後半予選1位がとうふ第三軌条だったのである。彼は今年2月のUPs大喜利で全く奮わなかったので「互いに頑張らないとな」と気にかけてくれ、鼓舞し合ったり傷を舐め合ったりしていたのだ。戦2018の北摂大喜利チームにも彼が誘ってくれた。そして異常なまでに戦えなかった。まあその間向こうはオオギリダイバーで優勝したり鴨川杯本戦行ったりと順調に活躍していたのたが、わたしの方はというと昨日まで含めて非常にお粗末だったため、彼が1位を獲った瞬間立ち上がって拍手をしたしそれに続けた瞬間ハイタッチを求められてかなり報われた気になった。優勝もしてないのにどんだけ浮かれてんだ、と良くなく見られたかもしれないが本当に、本当に嬉しかったのだ。

本戦で自分の口上(?)を読み上げられている間色んな感情がぐるぐる渦巻いて顔だけはにまにましていた。口上の方にはカレー要素があった。

 

EOT直後でも打ち上げでも沢山の人に褒めてもらえてアホみたいに大声で感謝したりした。ドーパミンの分泌量がおかしかったように思う。あの時ならロキソニン無しでも少々の痛みになら耐えられたのではないか。ふと隣の隣を見遣ると先程ハイタッチした男がゴリラになっていた。