chibi

ご拝読なさっている皆様、TSUTAYAはお好きでしょうか。そうですか。わたしは好いております。

Apple MusicだのAWAだの何だののこのご時世にわざわざ帰り道を変更してCD5枚1000円で音楽を入手する。何年前に買ったか忘れたウォークマンにかっちんかっちん音楽を取り込んでもらい、読み込みの合間にあまり読んでなかった漫画を読む、そんな時間も含めて好きだ。

 

初めて働いた場所はTSUTAYAだった。地元の、狭小な。2年ほどアルバイトとしてレジを打ったりCDを元の棚に戻したりしていた。元々彼と元々々彼はかつてのそこの先輩だ。高校の時の友達にそこを紹介したりもした。わたしが辞めた後もしばらく夜勤で頑張っていた翔世くん元気かな。余談ですがあなたは元々々彼がmixiでの交際報告だか結婚報告だかに「ブス専」とコメントされていたのを見たことがありますか。

ともかく人格形成を語る上でTSUTAYAは欠かせない。未だに陳列とかで違う場所にあったりするとわざわざ戻しに行ったりする。もう働いてはいないのに。

 

そんな調子なので、いざ取り込もうというときに「この“レンタル専用”のハンコ手についたら全然落ちんかったな」「読み取り面傷まあまああるぞ、研磨機かけとけよ」など思い出がうるさく語りかけてくる。THE KIDS/Suchmos、√5/BARBEE BOYS、海のOh,Yeah!!/サザンオールスターズ、ハチミツ/スピッツを借りた。新旧織り交ぜている。特に自分の音楽の趣味に関して形容する言葉を知らないが、大雑把に言うと短調が好きなのである。しかし短調がやや専門用語なのでかなり人に理解してもらうのに狼狽する。それでも面倒なときは「暗い曲が好き」と雑に言うのだが、この言い方はあまりに乱暴だからだ。ポルノグラフィティで言うとアポロ、アゲハ蝶、メリッサ、Mugen、この辺全部短調だけど暗くはないだろう?そういうこって。

 

あ、これ乱暴に言うとブログじゃないな。