思いついたら歩いて行け

フェリシモで3万円遣った永久保存です。こんにちは及びこんばんは。いや、ワンピースが可愛いのが2着もあって。フェリシモは昨年全然寝てないムーミンのトレーナーを買うだけのために登録したはずなのになかなか魅力的な提案をしてくる、あざとい。名画とかに絡められたら好きになっちゃうからさ。趣味が浅い。

 

あの手この手で舞台に立ったりしている、ユニットをやった。皆さんご存知WEST ANTSの皆さんご存知クボちゃんから急に召集がかかり、1年ぶりくらいに「しらないやまい」で漫才させていただいた。クボちゃんは本当に周りに人がいるべくしているような、自分が心を許した人への距離の詰め方が人見知りにとっては非常にありがたいムーブを取ってくれる。7つ下なのにリードされている。男性だったらと思うとゾッとする、絶対恋に落ちてしまうよ。弱みの見せ方が上手いというか決して気取らない、お高く止まらない、なのにひとたび舞台に立って声を挙げれば凛として。かっくいいんだよ。カバンの中ぐっちゃぐちゃだけど。

他ユニットと顔合わせというクボちゃん周りでしか聞いたことないイベントを入り時間前に済ませて(くまねこのあらきさんに紹介してもらってる時にハードルガン上げしてからマスク取らされたの唯一許してない)BAR舞台袖へ。犬は吠えるがチームクボは進む。この日はコーナーが大喜利だったのでよしてもらえた、台本を見たら“脳髄筋肉“という文字があり震えた。震えてたら来たので安心した。当然喋る人がいないため。

ネタもコーナーも暖かいお客さんに沢山笑っていただけて。最後の大喜利コーナーで脳髄筋肉さんに全部持っていかれてめちゃくちゃ妬ましく思ってしまったが、いいもん。こっちはネタでもウケたし。と思うことで何とか平静を装い、しがみツイート。60ふぁぼ弱。やっぱ妬ましい。

 

ある日突然五能ファイアさんからDMが届き、M-1グランプリに出ることになった。全く出るなんて考えたことが無かったが、向こうがネタを用意してくださっているとのことだったので二つ返事で快諾。書類などを梅田の喫茶店でまとめ、写真が無いためその場で拵え、待つこと約2週間強。同い年なんだなあと思った記憶。公式サイトに『五能保存』という文字列が見えた。この白抜き文字を見るまでに水山くんと五能ファイアさんが企画してくれたネタ見せ大喜利会があったり、それを基に更にネタをブラッシュアップして提出くださったことに驚きに近い喜びを覚えたりした。ネタに対する姿勢が驚く程真摯である。書いてもらう側としてこれほど心強いことはない。衣装の相談は「柄シャツで」「そうですね」で終わった。

迎えたM-1予選。無理言ってこちらの休みの水曜日を取らせてもらえた。緊張してまだ同じブロックの誰も集合してないエントランスで何回もこっそり合わせたり、エントリーナンバーの書いたワッペンってこんな素材なんだと思ったり。M-1に触れることは幾度となくあったが、こんなに間近に触れたことは無かった。知らない人たちと知らない人たちに挟まれているときの心細さは忙しなく体を動かしたり深呼吸したりして解消する。舞台経験で言えばわたしの方が多いのでもっとどっしり構えなきゃいけないのだが。広い会場を見て練習の5倍くらいの声が出た。

結果は惜しくも、といったところ。知人のこぼれ話を啄み啄みしてると「1回戦なんてゼロ笑い」といった具合だったのだがウケたのである。証拠が何も無いので虚勢めいているが、ちゃんと笑いがあったのだ。あんま普段ウケたウケてないとか言わないわたしが言ってるので何とか100歩くらい譲って欲しい。故にネタ直後も2人とも実にさっぱりした顔をしていた。と思う。

 

それが1ヶ月半〜半月前。五能ファイアさんからネタが10弱送られてきた、さらっと読むだけで笑ってしまうのであまり人目につかないところで読んだ。それからなんやかんややり取りがあって、五能保存改めニルギリと相成ったってわけです。ネタ書いてない方なりの挙動を心がけて参ります。色んなところにお邪魔します。

 

とまあここまで書いたけど、立てば芍薬もピンも絶対止める気はない。ピンは呼ばれたりはしないだろうし、芍薬(立て芍)に関してはわたしの一存でしかないけども。沢山観に行くし沢山ネタやりたいんですよ、仲良く穏便にどうぞこれからもひとつよろしくお願いします。

 

テーマめいたブログ書き慣れなくて恥ずかしくなってきた。皆様ネタでも飯でも遊びのお誘いでも待ってます。社会人より愛を込めて。